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ステマ規制とは?ブロガーが今すぐやるべき対応を解説

2026 7/22
ブログ運営
2026年7月22日
目次

ステマ規制の要点を先に押さえる

ステマ規制は2023年10月1日に始まった景品表示法のルールで、広告なのに広告だと分からない表示を禁止するものです。
結論からお伝えすると、企業から依頼を受けて記事を書くブロガーは、その記事が広告であることを明確に示さなければなりません。
なぜなら、消費者が「これは広告だ」と判断できない表示そのものが規制の対象になるからです。
たとえば報酬をもらって書いたレビュー記事に何の表記もなければ、まさにこのケースに当てはまります。
だからこそ、正しい表記のルールをあらかじめ知っておくと安心です。

ステマ規制とはどんなルールか

ステマとは「ステルスマーケティング」の略で、宣伝であることを隠したまま商品をすすめる行為を指します。
消費者庁はこうした「事業者の広告なのに、第三者の感想であるかのように見せる表示」を問題視し、景品表示法の指定告示という形でルール化しました。
つまり、消費者が広告だと見抜けるかどうかが判断の分かれ目になります。
制度の詳しい内容は、消費者庁「ステルスマーケティングに関するQ&A」で確認できます。

ブロガーが誤解しやすい2つの点

1つ目は、規制を受けるのは広告主である事業者であり、ブロガー個人が直接罰せられる仕組みではないという点です。
ただし表記が不十分だと依頼した企業が処分を受けるため、結果としてブロガーも案件や信頼を失う立場に置かれます。
2つ目は、SNSだけでなくブログ記事も対象になる点で、媒体を問わず「広告表示が分かりにくくないか」が判断されます。

あなたの記事が対象になるケース

自分の記事が対象かどうかは、事業者が表示に関わっているかどうかで見分けられます。
判断の目安を、下の表にまとめました。

記事のタイプ 対象かどうか 表記の必要性
企業から依頼されたPR記事 対象になる 必ず必要
報酬付きの商品レビュー 対象になる 必ず必要
アフィリエイト広告付き記事 対象になりうる 表記を推奨
自費購入した商品の感想 対象外が基本 状況により推奨

企業から依頼されたPR記事

企業から依頼や報酬を受けて書いた記事は広告に当たり、商品の提供を受けた場合も同じ扱いになります。
このタイプは広告表記を省くと規制の対象になるため、宣伝だと読者に伝わる表記を記事の目立つ場所へ置いてください。

アフィリエイト広告を含む記事

アフィリエイトの場合は、事業者の関与の度合いによって判断が変わります。
企業が表示内容を指示しているなら広告表記が求められますが、自分の判断だけで書いた記事なら対象外となることもあります。
判断に迷う場面も少なくないので、安全を優先するなら広告表記を付けておくと落ち着いて運営できます。

規制の対象にならない記事

自分でお金を払って購入し、率直な感想を書いた記事は、事業者の関与がなければ第三者の自主的な感想と見なされ、基本的に対象外です。
ただし、あとからアフィリエイトリンクを足す場面もあるため、読者の誤解を避けたいなら表記を添えておくと親切です。

正しい広告表記の書き方

正しい表記のコツは「言葉選び」と「表示位置」の2つに集約され、消費者が一目で広告だと分かる状態が理想です。

使うべき言葉と表示する位置

表記には「広告」「PR」「プロモーション」といった言葉が推奨され、「〇〇社から商品提供を受けています」という一文も分かりやすい表現です。
表示する位置は記事やコーナーの冒頭が向いていて、読者がスクロールする前に気づける場所を選ぶのがポイントです。
あわせて文字の大きさや色にも配慮すると、より丁寧な印象になります。

【スクショを挿入】

やってはいけないNG表記例

記事の最後にだけ小さく「PR」と書く方法は、多くの読者が本文を読み終える前に離脱してしまうため避けたい表記です。
大量のハッシュタグの中に広告表記をまぎれ込ませたり、背景と同じ色の文字や極端に小さい文字を使ったりする方法も適しません。
こうした読者が見落とす表記は、表記していないのと同じ扱いを受けてしまいます。

【スクショを挿入】

公開済み記事の点検と修正手順

ステマ規制は、施行日より前に公開した記事にも及びます。
今も表示され続けている記事が対象になるため、過去記事の点検も早めに進めておくと安心です。

サイト全体でチェックする項目

点検では、次の3項目を順番に確認してください。
まず、報酬や商品提供を受けた記事を洗い出します。
次に、それぞれの広告表記の有無と表示位置を確認します。
そして、表記の言葉が消費者に伝わる表現かどうかを見直します。
あらかじめチェックリストにしておくと、抜け漏れを防ぎやすくなります。

優先して直すべき記事の見分け方

すべてを一度に直すのは負担が大きいので、まずはアクセス数の多い記事から着手する方法をおすすめします。
閲覧者が多い記事ほど誤解が広がりやすく、続いて企業案件の記事を優先すると効率よく進められます。
このように影響の大きい記事から整えていくと、リスクを早く下げられます。

違反したときに起こること

違反した場合の影響は事業者と発信者の両面に現れ、どちらの立場でも無関係ではいられません。

事業者が受ける措置命令

規制に違反すると、事業者は消費者庁から措置命令を受けます。
措置命令は表示の差し止めや再発防止を求める行政処分で、命令に従わない場合は罰則につながる恐れもあります。
広告主にとっては、それだけ重い結果を招く仕組みになっています。

ブロガーが失う読者の信頼

発信者が直接処分を受けなくても、影響は残ります。
広告を隠していた事実が知られると読者の信頼は揺らぎ、一度離れた読者に戻ってもらうのは簡単ではありません。
だからこそ正しい表記は、長くブログ運営を続けるための土台になります。
広告の明示と信頼構築の関係については、ブログの権威性とGoogle信頼構築でも詳しく整理しています。

ステマ規制に関するよくある質問

個人ブログも本当に対象ですか

企業から依頼や報酬を受けていれば、規模の大小に関わらず個人ブログも対象になります。
報酬の有無と事業者の関与を基準に考えてください。

「PR」と書けば問題ないですか

「PR」の表記は有効な方法の1つですが、読者が気づける位置と大きさで示す必要があります。
記事の冒頭など、分かりやすい場所への表示をおすすめします。

過去の記事もすべて直すべきですか

今も公開されている記事は対象に含まれますが、すべてを同時に直す必要はありません。
アクセスの多い記事や企業案件から順に整えると、無理なく進められます。

無料で商品をもらった場合はどうなりますか

金銭のやり取りがなくても、商品提供は事業者の関与に当たるため、広告表記を付けるほうが安全です。
提供元を明記しておくと、読者にも誠実な姿勢が伝わります。

まとめ:協会が推奨する対応の進め方

ステマ規制への対応は、3つのステップで進められます。
まず報酬や提供を受けた記事を洗い出し、次に記事の冒頭へ分かりやすい広告表記を追加し、最後にアクセスの多い記事から順に点検を終わらせます。
広告を隠さない姿勢は、読者からの信頼を少しずつ積み重ねる行動です。
当協会は、正しい表記こそが長期的なブログ運営を支えると考えています。
なお、他人の文章や画像を使うときの注意点は、著作権・引用ガイドラインでも解説しています。
まずは今日、1記事の表記確認から始めてみてください。

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